日産 NV350キャラバンのEGRクーラーの交換作業を行ないました。
排気ガスの再循環システムの部品の一つであるEGRクーラーは排ガス由来のカーボンが付着し、 徐々に閉塞してアクチュエーターの動きが悪くなったり、バルブが固着したりします。
キャラバンに関してはアクチュエーターを動かすロッドが樹脂でできているためエンジンからの熱で劣化し、動きの悪くなったアクチュエーターを動かそうとしているうちに折れてしまいます。
折れた時のアクチュエーターの状況によってエンジンのふけが悪くなったり、警告灯が点灯したり、あまり影響がなかったりもします。 ロッドが折れるとEGRクーラーのアッセンブリー交換となってしまいます。
使用していると必ず壊れてしまう持病のような修理です。
今年に入って3台も交換しました。
対策品にならないのかなぁ…。
EGRクーラー周りのエンジンの部品を取り外して交換を行ないました。
走行距離の多いキャラバンではよく見られる症状ですので、気になったらエンジンルームを見て確認してみると良いでしょう。