CX-5の電動パーキングブレーキ(EPS)が装着されています。電動パーキングブレーキが作動する状態のままではピストンを押し戻すことができず、ブレーキパッドの交換ができません。
CX-5のブレーキパッドを交換する前にCX-5をメンテナンスモードに入れる作業から開始していきます。
エンジン・スイッチをON(エンジン停止)にする。 電動パーキング・ブレーキを解除する。
電動パーキングブレーキスイッチを押した状態、アクセルペダルを全開まで踏み込んだ状態を維持しながらエンジンスイッチをOFFにし、5秒以内にエンジン・スイッチをON(エンジン停止)にする。
電動パーキングブレーキ警告灯が黄色に点灯して、メンテナンスモードに移行したことを確認する。 エンジンスイッチをOFFにする。
この作業を正確に終わらせ、 このように電動パーキング警告灯が点灯して初めて作業開始になります。
ディスクブレーキピストンツールなどでピストンを押し戻しておきます。
リヤのブレーキパッド交換が終わった段階で、 メンテナンスモードの終了を忘れないように!
メンテナンスモードの終了方法
エンジンスイッチをON(エンジン停止)にする。
電動パーキングスイッチを引き上げた状態、かつアクセルペダルを全開まで踏み込んだままでエンジンスイッチをOFFにし、5秒以内にエンジンスイッチをON(エンジン停止)にする。
電動パーキングブレーキ警告灯が消灯して、メンテナンスモードが終了したことを確認する。
エンジンスイッチをOFFにする。
電動パーキングブレーキの警告灯が消灯していれば成功です。